2011年5月30日月曜日

「運動の基礎的な能力○○」と「動きをスムーズにする○○」

前回までは7つのコーディネーションのなかで、

1.定位
2.変換
3.識別

以上の4つをご紹介致しました。

今回は残りの3つをご紹介します。


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1つ目は、「連結」という能力です。

これは、

「間接や筋肉の動きをタイミングよく同調させる」

という能力になります。

走ったりサイドステップをするときや、強くシュートをしたいときなどに体が不自然にギクシャクしてしまう時は、この連結能力が足りない証拠です。

左右の足や、上半身、下半身をタイミング良く同調させて動かすことができていないのです。

逆にこの能力が高いと、力加減やスピード調節により体をスムーズに動かすことができるようになります。

例えば、キックをするときに、足だけでなく腕、胸、肩を下半身としっかりと連動して使えているかどうか見てあげて、直してあげることが初心者には非常に有効です。




2つ目は「バランス感覚」です。

これは、

1.動いている時の体のバランスを保つ
2. 崩れた体勢を素早く立て直す

という能力です。

この能力があると、相手に押されても倒れなかったり、バランスを少し崩しながらもキックやドリブルができるようになります。

これはサッカーだけでなくどのようなスポーツにも必要な、運動の基盤とも言える能力です。



3つ目は「反応」という能力です。

これは、

「合図に素早く正確に反応する」

ということです。 いわゆる反射神経のような感じです。

キーパーがシュートに素早く反応したり、ディフェンダーが相手のフェイントに素早く正確に反応する時に必要な能力です。 こぼれ球などに対する反応にも必要になっているでしょう。



以上がコーディネーションの内の、7つの能力になります。

まとめると、
1.定位 
2.変換
3.識別
4.リズム
5.連結
6.バランス
7.反応


一般的に「運動能力がいい」とういうのは、上記の能力がバランスよく備わっているということなのです。

逆に運動が苦手な子どもも、上記の能力の内どれがネックになっているのか見極めて向上させてあげることで、十分運動能力が改善できるということです!

ぜひ一度、ボールやサッカーのテクニックだけでなく、「コーディネーション」の能力を振り返ってみてください。

きっと上達へのヒントがあるはずです。


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