2012年1月26日木曜日

意外と知らないボールの歴史



先日、キャノン・ボール(無回転シュート)の蹴り方のヒントについて書きました。


最新のボールはより真球に近づいて無回転シュートもよりブレるようになりました。


そこで今回はボールの歴史について書きたいと思います。


チームやスタジアム、そして今年開催されるワールドカップに長い歴史があるように、サッカー
ボールにも長い歴史があります。 


今回はあまり知られる事のないサッカーボールの歴史を見てみましょう。



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まず始めに、昔は今のようにしっかりとしたボールの定義がありませんでした。


なので各国では大きさや重さの違うボールを使っていたのです。


しかしそれでは大会などで混乱が起きるため、FIFAは公式なボールの定義を作りました。


1930年に行われた最初のワールドカップでは、今のようなスマートな模様などがあるボールではなく、バレーボールのように革を貼り付けたボールでした。


そして時代は流れ、より安定した球体を作れる為に黒塗りの五角形の革12枚と、白塗りの六角形の革20枚で構成された二十面体のボールが登場します。


1970年のワールドカップメキシコ大会から、この白と黒のボールが採用されていて、この形状は一般的に広く認知されるようになり、サッカーボールといえばこの形状を指すようになりました。


そして長期にわたり、表面のデザインは変更されつつも、五角形と六角形の組み合わせが採用され続けます。


さらに近年では、これまでのボールの形状と全く構造が違うボールが登場します。


このボールの外部パネルは特殊な形状をしていて、計14枚で構成されており、より真球に近い形状にするためこの構造になっています。


2006年のドイツワールドカップでも正式採用されたボールです。 


ただとても真球に近く、無回転ボールなどでよく揺れるため、ゴールキーパーにはあまり評判がよくないようです。




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