2015年7月30日木曜日

夏を乗り切る栄養学

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現在は夏の真っ只中ですが「すでに蒸し暑さでダウン気味」という方も多いのではないでしょうか。

いよいよ、日本の手強い夏本番です。
スタミナ不足はプレーのパフォーマンス低下に繋がりますので、夏を乗り切る『スタミナ』を栄養・食事の観点から一緒に考えていきましょう。

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【1】スタミナ不足とは?
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身体に力が入らない、疲れやすい、集中力や意欲がなくなる...。
病気でもないのにこのような症状が出ていたら、スタミナ不足。
つまり「体力が低下した状態」だと考えられます。

「スタミナ不足」の原因は様々考えられます。
おもには栄養や睡眠の不足、疲労の蓄積などが続き、心身が思うように働かない状態を指しています。
特に夏は、暑くてだるい、食欲不振、夜寝つけない、暑い外と冷房の効いた室内の温度差がストレスとなり、体力が低下しやすくなります。

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【2】スタミナアップに効果がある栄養素と食品例
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食事は、量とともに内容を重視しましょう。
「スタミナをつけるなら焼き肉!」と、連日肉中心に食べているとバランスが偏ります。

たんぱく質のほかに、エネルギーへの変換に不可欠なビタミンB群(とくにB1、B2)が不足しないようにしましょう。
ねぎなどに多く含まれる硫化アリル、豆やアスパラガスに多いアスパラギン酸などもエネルギー代謝を円滑にする有効な成分です。


●たんぱく質:魚介、肉、卵、大豆製品
●ビタミンB1:魚介(うなぎ)、肉、豆、玄米
●ビタミンB2:魚介、肉、納豆
●アリシン:ねぎ、玉ねぎ、にら、にんにく、らっきょう
※それぞれ特有の匂いの元となっている成分がアリシンです
●アスパラギン酸(アミノ酸の一種):肉、アスパラガス、豆


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【3】スタミナアップに効果が期待できるメニュー
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「今夜はスタミナがつく料理にしよう」と思ったとき、何を作ればいいでしょうか。
暑い季節にピッタリのメニューをご紹介しましょう。

☆にら餃子(豚ひき肉、にら、長ネギ)
☆ゴーヤチャンプル(ゴーヤ、豚もも肉、にんにく)
☆牛肉のアスパラ炒め(牛肉または豚肉、グリーンアスパラガス、長ネギ)
☆ペスカトーレ(魚介類、にんにく、トマト、玉ねぎ)

夏バテや熱中症対策として、スポーツドリンクの常飲を促すようなテレビCMをよく見かけます。

外食が続き、塩分や糖質を摂りすぎているかな、と思うときには、ミネラルのみ補給できる「麦茶」もおすすめです。

こまめに行いたい水分補給も、体調に合わせて中身を選択し、バランスよく摂取していきながら夏を乗り切りましょう!


[参考文献]
・Mocosuku
<夏を乗り切る栄養学「スタミナ」がつく食事ってどんなもの?>

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