2015年4月1日水曜日

スポーツマンシップとは?2

前回、スポーツマンシップとは何かという質問を残してブログを終わりました。
少し間が空いてしまいましたが、説明していきたいと思います。

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子ども達にはサッカーが上手、下手に限らずこのスポーツマンシップを身につけてほしいと思っています。

まず、スポーツマンシップを理解するには、その前にスポーツマンを理解しなくてはいけません。

そしてスポーツマンを理解するためには、その前にスポーツを理解しなくてはいけません。


スポーツとはなんでしょう?

「運動」であることには間違いありませんが、例えばお医者さんが
「適度な運動をさせてくださいね。」と診断することはあっても
「適度なスポーツをさせてくださいね。」といいませんよね。

「運動」=「スポーツ」ではないのです。

スポーツとは、「運動」+「遊び」なのです。

英語でプレー(play/遊び)というようにスポーツに遊びの要素は欠かせず、
だからスポーツは楽しくなくてはいけません。


そしてそのスポーツをする人をスポーツマン・・・・というのではありません(笑)

スポーツマンとは、スポーツに欠かせない3つの要素を大切にできる人です。
その3つの要素とは、

・相手(対戦相手、味方含む)
・ルール
・審判

この3つです。
サッカーに限らずどんなスポーツにもこの3つが必要です。

「相手を、味方を、ルールを、審判をしっかりリスペクトしてスポーツができる人」が本当のスポーツマンです。
どんなに上手くても相手や味方をバカにしたり、ルールを無視してはスポーツマンではありません。



そしてスポーツマンシップとは、

「相手を、味方を、ルールを、審判をしっかりリスペクトして競技に打ち込むことで身につけられる人間的な総合力」


単純に正々堂々とプレーしたり、ルールを守るだけではなく、
スポーツを離れても効力がある人間的な総合力のことをスポーツマンシップがあるといいます。

サッカーの名言で、
「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする」なんて言葉もありますが、

これがスポーツの良いところで、上手くても下手でもこの人間力が身につくことが非常に大切です。

例えば、物事にたいする態度や姿勢、目標設定だったり、努力やコミュニケーション能力など本当に様々な力です。

テレビに出てくるような一流のアスリートほど物腰が柔らかかったり、
しっかりと自分の考えも持っている人が多いのも納得です。

せっかく様々な価値のあるスポーツをやってるので、
サッカーを通じてこのスポーツマンシップ「人間的な総合力」を身につけていきたいですね。

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