2012年1月12日木曜日

曖昧なインストラクション

レッスンではしっかりと子どもに伝える事が大切な為、コーチは出来るだけ手振り身振り実際に見せて、子どもの様子を充分観察し、言葉に気をつけながら指導しなくてはいけません。


それは曖昧なインストラクションをさける為です。


曖昧なインストラクションとは、教え手から学び手の一方通行のコニュニケーションになってしまうという事です。


例えば・・・



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「ちゃんとボールを真っすぐ蹴る」

「しっかりと足を振る」


これではサッカー経験者しかわかりません。
わかる子は良いですが、そもそも分かる子は「ちゃんとボールを真っすぐ蹴れる」ので、別の練習をします。

これでは上達・成長できないですし、ボールを真っすぐ蹴る事ができないという事は、蹴り方が習得できていないという事です。


手取り足とり


料理を殆どした事がない人に

「充分煮込む」

「塩を少々」

「ちょうどよい色合いまで炒める」

このようなインストラクションをしても、ほとんど分からないと思います。



なので

「沸騰してから5分煮込む」

「塩を2g入れる」

「玉ねぎがこげ茶色になるまで煮込む」

等など、初心者には明確な定義を持ってインストラクションしてあげる必要がでてきます。



サッカーでも他のスポーツでも同様です。

「かかと前に押し出してけろう!」

「蹴り足が体の前まで出るように蹴ろう!」

子どもにもよりますが、このように定義をある程度明確にすることで、より効果的に練習ができます。



試合や練習で「ちゃんとやれ!」と言っても、気合いは入るかも知れませんがなかなか変化は望めないですよね。


普段の何気ない声かけや会話も、非常に重要なのですね♪





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