2011年1月17日月曜日

コーチング

コーチングとは、何も教える事が全てではありません。

むしろ、子供が自分から進んで学ぶ姿勢を身につけてあげる事が大切です。
自分から進んで学ぶいう事は、自主性と問題意識をもって物事に取り組むという事です。



学ぶ姿勢が無いというのは、「意味はわからないけど、言われたのでやる。」とか、「知らないけど、知っているふりをする。」「わからないけど、わかったふりをする。」 という状態です。

自主性や問題意識が0の状態です。 サッカーでいえば、監督やコーチが言っているから、意味はわからないけどただやる。 周りがやっているから自分もやる。という事です。



少し学ぶ姿勢が出てくると、「意味がわからないから、わからないと言う。」や、「知らない事は、知らないと言う。」という状態です。

少し自主性や問題意識が出てきました。 サッカーでいえば、「何の練習をしているのか?という事を分からなければ、分からないと言える。」という状態です。



さらに学ぶ姿勢が出てくると、「知らないから、自分で調べたり、考えたりして自分なりに答えを出す。」という状態です。 

かなり積極的な姿勢になります。 サッカーでいえば、「これは何の為の練習なのか、そしてなぜ自分はこの練習をやっていて、その先に何があるのか考えて答えを出す。」 「分からなければ、監督やコーチに聞いてみたり、他の誰かに聞いたり、本を読んでみたりする。」とう状態です。


その意識があるだけで、練習の密度が劇的に変わってきます。


コーチングではもちろん教えるという事がメインなのですが、そのベースとして人間を育てるという事が結果的にその選手の可能性を広げ、選手の技術力などの向上につながっていくでしょう。


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